看護の優しさとは母性?

看護する側、看護される側。この二文字にイメージされるのは、先ず「優しさ」ではないでしょうか。

例えば、家族の中に誰か一人傷病者がいたりすると、いつもは厳しい家族であっても優しく接してくれる。
私も子供の頃、急性肺炎になった時に日頃は食べられない手作りのアイスクリームを母に作って貰って嬉しかった事を記憶しています。

優しさとは、看護される側の傷病者が感動或いは有難いと思う動作や思いやり、
言葉を掛けられた時に感じるものだと思いますが、
プロである看護師達は優しく手厚い看護を勤務の一つとして学び、日々実践しています。

ある病院では家族的な雰囲気の病棟で、接してくれる看護師達は母親のような優しさで対応していました。
ロッカールームでは、元気の良いガテン系の看護師ですが、病棟では母性スイッチが入るようです。

患者にとって看護の優しさは絶対必要な栄養素だと思いますが、甘やかしになってしまうとそれは優しさでは無くなります。
本当の看護とは、対象患者の気持ちや状況を汲み取り、退院後社会復帰する時に困らないよう、
時には叱ってくれたする事も優しさであると私は思います。

とは云え、ナースの勤務は激務。報酬ではなく休みが欲しい!といつも声に出してしまいます。
日勤ならば週4日、2交代でもつきに15日の勤務で今のお給料をもらえたらなと考えたり。。。
看護する側も心や体力に余裕が無くなり心身のバランスが崩れてしまわない状況や環境が不可欠ではないでしょうか。

参考URLはこちら:http://nurse119.info